犬しつけ教室7


犬のしつけ教室



<< 犬のしつけ教室7回目 >>

  「ツケ」・・脚側行進



 リードを長くして、いつもゆるませたまま歩いてみましょう。
 リードを引っ張ったり、犬がリード一杯まで離れる前に、声や動作で犬を誘ってみます。
 犬がこの誘いに無関心だったり、自分勝手に歩いてしまう時には、しっかり合図して側に戻します。
 時には、犬に気づかれないように突然立ち止まったり方向を変えたりしてみます。
この時に犬がすぐに立ち止まったり、方向を合わせようとしたりするようになっていれば練習が上手く出来ている証拠です。


「待て」

 「座って待て」「伏せて待て」どちらも、練習場所を少しずつ誘惑のある場所へ移して試してみましょう。
どんな場所でもじっと我慢して待てるようになることが目標です。


「おいで」

 犬をしっかり待たせて、離れる距離も延ばしていきます。(10メートルまで。)
自分の決めた距離まで離れた後、犬を呼び(呼ぶまでは待たせる)側まで来たら自分の左側に戻って来るようにさせます。
 なるべく楽しい雰囲気で犬が喜んで側に来るようにさせます。


「立て」



 立ち上がるきっかけ(自分が歩くように見せかけて誘う)を与え、立ち上がらせ最初は手で支え、動いたり座ったりしないように我慢させます。
 たった姿勢で動かずに居させるのは以外と難しいです。「立て」と言葉をかけ続け、何度も繰り返し教えて、「立て」を理解できてきたら手で支えるのをやめてみます。
手を離してもすぐ座ろうとするようなら、すかさず手で支えるか、また歩く振りをして誘って立ち上がらせ、「立て」を繰り返します。



 ※いつも犬の表情に注意して下さい。
  訓練の目的は犬と上手にコミュニケーションをとるためにあります。
  犬がつまらなさそうに嫌々練習しているようでは成果は上がりません。
  いつも生き生きと練習できるように工夫してみて下さい。
  基本の訓練でお行儀と我慢を覚え、しかも楽しみながら身に付いたなら、もっと難しいことも出来るようになります。

 ※とにかく少しでも進歩があればよく褒めてください。
  かなり大げさに声をかけたり、動作も色々と工夫して犬を楽しませて下さい。



さあ、いよいよ最終回です。犬のしつけ教室最終回へどうぞ



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